アマテラス

アマテラス

アマテラス

1.エピソード
1)アマテラスの誕生
アマテラスは、イザナギの禊の間にイザナギの左目から生まれました。
同時に生まれたスサノオ・ツクヨミとともに三貴子と呼ばれています。

2)スサノオとのウケヒ(ウケイ)
スサノオが高天原に訪ねてきたときに、スサノオの身の潔白を証明するために誓約をします。スサノオはアマテラスの勾玉から以下の五神を生みます。
これはアマテラスの子とされます。
・天之忍穂耳(アメノオシホミミ)
・天之菩卑能(アメノホヒノ)
・天津日子根(アマツヒコネ)
・活津日子根(イクツヒコネ)
・熊野久須毘(クマノクスビ)

アマテラスはスサノオの剣から、以下の三女神(宗像三女神)を生みます。
これはスサノオの子とされます。
・多紀理毘売(タキリビメ)
・市寸島比売(イチキシマヒメ)
・多岐都比売(タキツヒメ)

3)天の岩戸
高天原でのスサノオの乱暴に恐れをなしたアマテラスは、天の岩戸に身を隠してしまいます。世界が闇に覆われて困った神々は、オモヒカネを中心にアマテラスを外に出すべく策を練ります。この物語で重要な役割を果たす神々が、のちに天孫降臨においてニニギとともに地上に降り、祭祀氏族の祖となりました。

八尺瓊勾玉(ヤサカニ):タマノオヤ(玉祖氏の祖)が作成
八咫鏡(ヤタノカガミ):イシコリドメ(鏡作氏の祖)が作成
御幣(ゴヘイ):フトダマ(忌部氏の祖)が作成

アメノコヤネ(中臣氏の祖)は祝詞を唱える
アメノウズメ(猿女氏の祖)は踊る

4)天孫降臨
アマテラスの孫である瓊々杵尊(ニニギのミコト)が葦原中国に降り立つとき、三種の神器を授けます。
そして「この鏡は、もはら我が御魂(みたま)として、吾が前を拝(いつ)くがごと拝き奉れ」と神勅を下しました。これが天壌無窮の神勅(テンジョウムキュウのシンチョク)です。

天津神(アマテラス)と国津神(スサノオ)という構図も生まれました。

2.アマテラスの名前
アマテラスの漢字表記は、古事記と日本書紀では異なります。
『古事記』:天照大御神
『日本書紀』:天照大神 別名、大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)

3.伊勢神宮
崇神天皇(10代)のころ、疫病を鎮めるべく、従来宮中に祀られていた天照大神(鏡)と倭大国魂(ヤマトノオオクニタマ)を皇居の外に移しました。倭大国魂は大和神社に祀られますが、天照大神は豊鍬入姫命に託し、倭の笠縫邑(現在の檜原神社)に祀らせ、その後各地を移動しました。

垂仁天皇(11代)になり、天照大神の祭祀を皇女の倭姫命に託し、元伊勢を転々とし、約90年かけて現在の伊勢神宮内宮に御鎮座しました。

4.アマテラスは誰か?
アマテラスのモデルは誰かというのは、論議の的となっています。
以下の方が候補になっています。

神功皇后(14代仲哀天皇の皇后・15代応神天皇の母)
ひみこ
倭迹迹日百襲媛(ヤマトトトビモモソヒメ)
持統天皇(41代)

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